男の子が股関節を痛がったら、泌尿器科へ！

始まりは、左の股関節あたりの痛み。

 

甲高、幅広のため、もともと、足にトラブルは起きやすい息子。

 

靴が合わなくなったとか、成長痛のようなものかな？と、最初は思っていました。

 

翌日は、普段どおり学校へ行き、体育もこなした様子。

 

でも、再び、股関節の痛みを訴えはじめました。

 

それから数日間、学校へは行ったものの、足を引きずるようになり、痛みはひどくなる一方。

 

このように、お子さんが股関節の痛みを訴え始めたら、まず、泌尿器科を受診することをお勧めします。

 

息子の痛みは、精巣上体炎（せいそうじょうたいえん）という炎症が原因でした。

 

原因が分かるまで、整形外科→小児科→整形外科→外科（夜間）→泌尿器科と、だいぶ遠回りをしてしまいました。

 

学校の勧めで、整形外科で、レントゲンをとりましたが、異常なし。

 

その後すぐに、総合病院へ行き、腹部エコーで確認してもらいましたが、異常なし。（この時点では、精巣は疑われていなかった…）

 

原因が分からないまま、痛み止めをもらい、夜を明かしました。

 

翌日、他の整形外科で、恥骨結合炎を疑われ、レントゲンで確認するも異常なし。

 

結局、内転筋（開脚すると引きつる内ももの筋肉）の炎症との診断で、塗り薬が処方されました。

 

その夜、お腹が痛いと言い出し、指差す部分をみると、左の陰嚢が真っ赤！！

 

あわてて、夜間診療を受診したところ、精巣上体炎だと分かりました。

 

原因が分かるまでは、痛いと叫ぶ息子の足をさすることしかできなくて、心苦しい日々でしたが、一安心。

 

抗生物質を飲み始めると、痛みが消え、元気に走り回れるようになりました♪

 

 

実は、泌尿器科で「検査の結果次第では、緊急手術になるかもしれません」と言われていたのです。

 

精巣捻転（せいそうねんてん）だった場合、痛みが始まってから６時間以内に処置しないと、血流が途絶えて、精巣が壊死してしまうとのこと（怖っ…）。

 

男の子が、股関節や下腹部の痛みを訴えたら、まず、泌尿器科の受診がおすすめですよ。

 

最後に、息子の通院のためとはいえ、楽しみにしていた整体の日程を快く変更してくださったNさん、本当にありがとうございました！

 

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